わが街の名画座 ー映画館で会いましょう。ー

映画のある人生。映画好きの仲間がいる人生。 北九州映画サークル協議会
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2013年7月例会『いわさきちひろ〜27歳の旅立ち〜』予告編とあらすじ



STORY
誰もが知っている絵本画家の、

誰も知らない波乱の人生。

27歳ーバツイチ 家なし 職もなし。

いわさきちひろ、愛と不屈の物語。



絵本画家いわさきちひろ。子どもへの愛に溢れ、ベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子・著)の絵でも知られるちひろの絵は、没後38年経った今も、世代を超え愛され続けている。その絵を知らない人はいないとも言えるいわさきちひろだが、彼女の人生が波乱に満ちたものであったことは、あまり知られていない。本作は、彼女の知られざる人生に迫ったドキュメンタリー映画である。
大好きな絵の道に進みたいと思っていたちひろだったが、親の決めた望まぬ結婚をする。しかし、夫とは不幸な形で死別。戦争で家も失い、人生のドン底にいた彼女は、絵で生きる決意をする。その時、27歳。疎開先の信州から家出同然で単身上京した再出発から、運命の人・松本善明との出逢い、四面楚歌のなかでの再婚、失業中の夫を絵筆一本で支えた過酷な日々、仕事での孤立、そして病との闘いまで。映画は、その柔らかな絵からは想像できない、波乱の人生を追っていく。その中で浮き彫りになるのは、情熱的な恋に身を焦がした女性としての顔、孤立しながらも童画界を変えようと奔走した芸術家としての顔、そしてすべての子どもの未来を守ろうとした強い母としての顔だ。生前を知る人々が「ちひろは"鉄の芯棒を真綿でくるんだような人"だった」というように、どんな困難にも決して屈しなかった彼女の姿に触れたとき、私たちはその強さに驚きと感動をもらうことだろう。『いわさきちひろ~27歳の旅立ち~』は、今を生きるすべての人に贈る感動のメッセージだ。


「ちひろの生きる強さに、彼女の絵の印象が180度変わった」と語るのは、いわさきちひろ初のドキュメンタリー映画となる本作の監督、海南友子。エグゼクティブプロデューサーの山田洋次からちひろの壮絶な人生を聞き、衝撃を受けたという海南監督は、3年に及ぶ取材を敢行。家族さえ知らなかったエピソードや、埋もれていた夫・松本善明からのラブレターにたどり着く。また展示されたことのない若き日のデッサン、貴重な原画の数々、普段見られない美術館の裏側も見所のひとつだ。
(2012/日本/96分)

監督 海南友子
出演 壇れい(ちひろの声) 田中哲司(夫善明の声) 黒柳徹子 高畑勲

2013年7月例会
■日付 7月13日(土)
■場所 北九州市立男女共同参画センター ムーブ 2階ホール
■時間 ①12:20ー14:00 ②15:00ー16:40
■講演 14:10ー14:50 中島順一氏(北九州市立美術館 元副館長)
    演題「いわさきちひろ展 あれこれ」

2013年6月例会『オレンジと太陽』予告編とあらすじ



STORY
「私が誰なのか、調べてほしい—」

見知らぬ女性のひと言が、

全てのはじまりだった。



イギリス、ノッティンガムでソーシャルワーカーとして働くマーガレットは、ある日、見も知らぬ女性シャーロットに「私が誰なのか調べて欲しい」と訴えられる。幼い頃、ノッティンガムの施設にいた彼女は、4歳の時にたくさんの子供たちとともに、船でオーストラリアに送られ、自分がどこの生まれなのか母親がどこにいるのかも判らないという。子供だけで船に乗せられるなんて、最初はその話を信じられなかったマーガレットだが、ある出来事を契機に調査を始める。やがて彼女はシャーロットのような子供たちが数千にも上り、中には親は死んだという偽りを信じて船に乗った子供たちさえいたことを知る。そしてその強制的な“児童移民”が政府によって行われていたことも……。


ごく最近の1970年まで、イギリスは、親にも知らせずに恵まれない施設の子供たちをオーストラリアへと大量に送っていた。“オレンジと太陽”を約束されながら、実際に子供たちを待っていたのは、過酷な労働や虐待だった……。にわかには信じがたい、この真実。本作はこの真実を明らかにした実在の女性、マーガレット・ハンフリーズの物語である。演じるのは、最新作『戦火の馬』も話題の演技派女優エミリー・ワトソン。事実を隠そうとする組織の大きな力と闘いながら、家族と引き離された元児童移民たちのために彼らの母親を捜し出す姿をサスペンスフルに感動的に描いた本作は、撮影中の2009年にオーストラリア首相が、2010年にはイギリス首相が、<児童移民>の事実を認め正式に謝罪したこともあり両国では公開前から注目を集め、特に児童移民が現在も多く暮らすオーストラリアではハリウッドメジャー作品に劣らない大ヒットを記録した。
(2010/イギリス・オーストラリア/106分)

監督 ジム・ローチ
出演 エミリー・ワトソン

2013年6月例会
■日付 6月16日(日)
■場所 ワーナー・マイカル・シネマズ戸畑
■時間 ①12:00ー ②18:30ー

■日付 6月17日(月)
■場所 小倉昭和館
■時間 19:00ー20:50