6月例会『500ページの夢の束』ひとくち感想紹介
2019年07月02日 公開
北九州映画サークルでは例会鑑賞後、会員(当日観に来られた一般の方も含む)からの評価・感想を毎回募集しています。
①大変よかった
②よかった
③ふつう
④あまりよくなかった
⑤その他
の評価とともに、「ひとくち感想」と題して、映画を観た方々が思いに思いに綴った感想を一部ご紹介いたします。
(C)2016 PSB Film LLC
① 『アイ・アム・サム』の子役がこんなに美しく成長していてまぶしい。趣味を生きがいにしている人の一途な強さを感じ、それを愛情と理解で見守り寄り添ってくれる人達がいて嬉しかった。子犬がなんとも可愛くて、ず~っと観ていたかった。
① ウェンディの機転、独創力、粘り強さ等、複雑で豊かな個性に着目して成長を見守ってきたスコッティが「お互い忍耐がいりますね」と彼女の姉に率直に微笑みかけるシーンが胸に響く。まともに好意を寄せる同僚。店員のズルをたしなめる高齢女性。クリンゴン語を喋る警官。物語を信じる力が奇跡を呼ぶ!姉妹と赤ん坊と犬のピートが顔を寄せ合うラストは柔らかな幸福感に包まれ、ウェンディを応援していた私達はいつか応援される側にいる。
① 実は全く期待してませんでしたが、とにかく観れてよかったです。自閉症の方と接する仕事をしていましたが、こんな視点で接することができたら…と少し後悔。一緒に“冒険”した気分でした。楽しい時間でした。
② 大変やさしい気持ちになれる。癒される映画でした。障がい者の妹をかかえる姉さんの苦しみもわかるし、姉さんが大好きな妹の気持ちも痛いほど伝わってきました。悪い人の登場のあとには必ず良い人が登場してきて、“やっぱり人っていいね”と思わせます。『スタートレック』がもっと解っていれば、もっと感動できるのかも知れませんね。
① 物語には不条理はつきもの。彼女のようにほとんど哲学的ともいえる物語を描く能力はあっても、人に頼んでLAにいくという方法は思いつかなかった。只一筋にこころはロスに向いていた。そこにこの映画の花束はあった。