2020年5月例会『洗骨』上映延期のお知らせ
2020年04月09日 公開
この度、新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」の発令に鑑み、5月
例会『洗骨』【5月17日(日)イオンシネマ戸畑 ①12:00 ②18:30/5
月18日(月)小倉昭和館 19:00】上映を延期することとなりましたので、お知
らせいたします。急な決定となり、大変ご迷惑をおかけしたしますこと、心よりお詫
び申し上げます。何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。
*この件についてのお問合せ先
北九州映画サークル協議会 事務局(小倉北区大門2-1-20-701)
☎093-561-1784 (宮下・平日14:00~19:00)
公式ブログ:『わが街の名画座―映画館で会いましょう。―』
http://kitakyueiga1953.blog.fc2.com/
最愛の人を失くすのは誰しも悲しい。
だが数年後、その人にもう一度会える神秘的な風習、“洗骨”。
死者の骨を洗い、祖先から受け継がれた命の繋がりを感じる。
ユーモアと感動で世界各国で絶賛を浴びた珠玉のヒューマンドラマ。
本作の礎になったのは国際的な短編映画祭で数々の賞を受賞し、大きな話題となった照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)監督の短編映画『born、bone、墓音。』。12年に渡り短編映画や自主映画の制作で積み重ねてきた照屋監督のその短編を原案に、長編映画として新たに生まれたのが本作『洗骨』です。
洗骨───。
今はほとんど見なくなったその風習だが、沖縄諸島の西に位置する粟国島などには残っているとされる。粟国島の西側に位置する「あの世」に風葬された死者は、肉がなくなり、骨だけになった頃に、縁深き者たちの手により骨をきれいに洗ってもらうことで、晴れて「この世」と別れを告げることになる。
沖縄の離島、粟国島・粟国村に住む新城家。長男の新城剛(筒井道隆)は、母・恵美子(筒井真理子)の“洗骨”のために、4 年ぶりに故郷・粟国島に戻ってきた。
実家には、剛の父・信綱(奥田瑛二)がひとりで住んでいる。生活は荒れており、恵美子の死をきっかけにやめたはずのお酒も隠れて飲んでいる始末。
そこへ、名古屋で美容師として活躍している長女・優子(水崎綾女)も帰って来るが、優子の様子に家族一同驚きを隠せない。様々な人生の苦労とそれぞれの思いを抱え、家族が一つになるはずの“洗骨”の儀式まであと数日、果たして 彼らは家族の絆を取り戻せるのだろうか?
監督:照屋年之
出演:奥田瑛二 筒井道隆 水崎綾女 大島蓉子
2018年製作/111分/G/日本
配給:ファントム・フィルム
★これからの上映作品★ *今後の例会についても、状況を見て開催を判断させていただきます。
2020.6月例会(21、22日)『希望の灯り』
2020.7月例会(19、20日)『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』
2020.8月例会(23、24日)『花咲くころ』
2020.9月例会(20、21日)『洗骨』