2021年7月例会(ムーブフェスタ2021 市民企画事業)『淪落の人』予告編とあらすじ
2021年06月21日 公開
北九州映画サークル7月例会
(ムーブフェスタ2021 市民企画事業)
『淪落の人』
「新型コロナウイルス感染拡大防止対策」ご協力のお願い
・体調不良の場合は参加をお控えください。参加当日はご自宅で検温をお願いします。
(受付前に係員が非接触型体温計で検温します)
・館内では常にマスクをご着用ください。
・受付後、速やかに入場をお願いします。
・入退場時、十分な間隔を確保してください。
・入場時には、手指を消毒してください。
・入会お試し券、当日券(一般1,600円 中高大・専門学校生、障碍者手帳提示1,100円)で鑑賞いただけます。
・一般のお客様にも、上記厳守の上、受付にて氏名・連絡先の明記をお願い申し上げます。
【映画紹介】
突然の事故で半身不随となってしまった男、リョン・チョンウィン(アンソニー・ウォン)。妻とは離婚、息子とも離れて暮らし、人生に何の希望も抱けないまま、ただただ日々を過ごしていた。妹ジンイン(セシリア・イップ)との関係もうまくいかず、慰みは唯一の友達である元同僚のファイ(サム・リー)との会話と海外の大学に通う一人息子の成長だけ。
そこに若いフィリピン人女性エヴリン(クリセル・コンサンジ)が住み込み家政婦としてやってくる。広東語が話せない彼女に最初はイライラを募らせたチョンウィンだったが、片言の英語で会話をしながらお互いに情が芽生えていく。やがて、エヴリンが生活のためにやむを得ず写真家への道を諦めたものの、今でも心の中で夢を追い求めていることを知ったチョンウィンは、彼女の夢を叶える手助けをしようと思い始めるが…。
『淪落の人』は創作ではあるものの、監督が実際に街で見かけてインスピレーションを受けた光景や、母親の介護体験など、現実の断片を組み合わせた物語。
「境遇や文化が違っても、誰もが、愛や欲望、夢など、人生における美しいものを求めているのでは?」 多くの問いかけや、想像・考察を経て作られた本作は、香港の四季に人生の四季を重ねながら、人が夢を抱くことの大切さを描いていきます。
主演は香港を代表する演技派俳優のアンソニー・ウォン。本作にほれ込み、なんとノーギャラにて出演。半身不随という難役を見事にこなし、香港電影金像奨をはじめとする数々の主演男優賞を受賞。監督は本作がデビュー作のオリヴァー・チャン。香港において、今最も注目を集めている新鋭の女性監督です。主演女優は映画初出演のフィリピン人女優クリセル・コンサンジ。共演は「ピンポン」のサム・リー(李璨琛)、「風の輝く朝に」のセシリア・イップ(葉童)。
本作は第38回香港電影金像奨をはじめとする数多くの賞に輝き、第14回大阪アジアン映画祭・観客賞、第21回ウディネ・ファーイースト映画祭など、国際的な映画祭も席巻!
2018年製作/112分/G/香港
出演
アンソニー・ウォン
クリセル・コンサンジ
サム・リー
セシリア・イップ
ヒミー・ウォン
◉会場:北九州市立男女共同参画センター・ムーブ(2Fホール)(アクセス)
○上映日時:7月18日(日)…①11:00〜(開場 10:30) ②14:00〜(開場 13:30)
前売り券:一般1,000円(当日1,200円)
中高大・専門学校生・障がい者手帳提示 当日のみ500円
※北九州映画サークル会員は7月例会として、臨時会員証にて参加ください
※小学生無料、未就学児童は入場できません