2022年8月例会『サンマデモクラシー』予告編とあらすじ
2022年08月01日 公開
「新型コロナウイルス感染拡大防止対策」ご協力のお願い
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・館内では常にマスクをご着用ください。
・受付後、速やかに入場をお願いします。
・入退場時、十分な間隔を確保してください。
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・入会お試し券、当日券(一般1,600円 中高大・専門学校生、障碍者手帳提示1,100円)で鑑賞いただけます。
・一般のお客様にも、上記厳守の上、受付にて氏名・連絡先の明記をお願い申し上げます。
★これからの上映作品(2022年8月〜2023年1月)★
8月 『サンマデモクラシー』( 2021年|日本|99分 )
22日(月)19:00/24日(水)14:00/28日(日)14:00
9月 『羊飼いと風船』( 2019年|中国|102分 )
※日程・会場は現在調整中です。
10月 『ファーザー』( 2019年|イギリス・アメリカ・フランス|97分 )
※日程・会場は現在調整中です。
11月 『シリアにて』( 2017年|ベルギー・フランス・バノン|86分 )
※日程・会場は現在調整中です。
12月 『ハニーランド 永遠の谷』( 2019年|北マケドニア|86分 )
※日程・会場は現在調整中です。
1月 『ブータン 山の教室』( 2019年|ブータン|110分 )
※日程・会場は現在調整中です。
沖縄史に埋もれた
伝説のサンマ裁判を描き出す
ノンストップドキュメンタリー
【 映画紹介 】
1963年沖縄。祖国復帰を願う沖縄の人々が、日本の味として食べていたサンマ。サンマには輸入関税がかけられていたが、その根拠は琉球列島米国民政府の高等弁務官布令、物品税法を定めた高等弁務官布令十七号(1958年公布)。だが、関税がかかると指定された魚の項目に、サンマの文字はなかった。そこで「関税がかかっているのはおかしい!」と、魚卸業の女将・玉城ウシが、琉球政府を相手に徴収された税金の還付訴訟を起こした。求めた額は、現代の貨幣換算でなんと7000万円。このウシおばぁが起こした“サンマ裁判”は、いつしか統治者アメリカを追い詰める、民主主義を巡る闘いとなった。
裁判を展開した人々の視線の先には、帝王と恐れられた1961年初めから1964年夏まで第3代高等弁務官を務めたポール・W・キャラウェイがいた。 キャラウェイ高等弁務官は、沖縄経済の改革に尽力したが、布令を何度も発令して民衆を縛り付け、本土復帰運動をも弾圧した施政を展開。沖縄のメディアはその猛威をキャラウェイ旋風と名付けた。 キャラウェイ高等弁務官に挑んだウシおばぁのサンマ裁判をきっかけに、その裁判を支えた弁護士であり、大きなことを言うことからラッパと呼ばれた政治家・下里恵良、“米軍(アメリカ)が最も恐れた政治家”・瀬長亀次郎らの行動をたどり、統治者アメリカと自治権をかけて闘った人々の姿を伝える。
2021年製作/99分/G/日本
配給:太秦
監督
山里孫存
プロデューサー
山里孫存
撮影
祝三志郎
編集
祝三志郎
音楽
巻く音 jujumo
ナレーター
川平慈英
出演
志ぃさー
◉会場:商工貿易会館 2階 多目的ホール 住所:小倉北区古船場町1−35 (アクセス)
○上映日時:8月22日(月)…19:00〜
○上映日時:8月28日(日)…14:00〜