2022年11月例会『シリアにて』予告編とあらすじ
2022年10月18日 公開
「新型コロナウイルス感染拡大防止対策」ご協力のお願い
・体調不良の場合は参加をお控えください。参加当日はご自宅で検温をお願いします。
(受付前に係員が非接触型体温計で検温します)
・館内では常にマスクをご着用ください。
・受付後、速やかに入場をお願いします。
・入退場時、十分な間隔を確保してください。
・入場時には、手指を消毒してください。
・入会お試し券、当日券(一般1,600円 中高大・専門学校生、障碍者手帳提示1,100円)で鑑賞いただけます。
・一般のお客様にも、上記厳守の上、受付にて氏名・連絡先の明記をお願い申し上げます。
★これからの上映作品(2022年8月〜2023年1月)★
8月 『サンマデモクラシー』( 2021年|日本|99分 )
22日(月)19:00 商工貿易会館多目的ホール
24日(水)14:00 戸畑市民会館中ホール
28日(日)14:00 商工貿易会館多目的ホール
9月 『羊飼いと風船』( 2019年|中国|102分 )
19日(月・祝)14:00 男女共同参画センター・ムーブ ホール
21日(水)①14:00 ②19:00 戸畑市民会館中ホール
10月 『ファーザー』( 2020年|イギリス・フランス|97分 )
16日(日)12:00 小倉コロナシネマワールド
18日(火)①14:00 ②19:00 戸畑市民会館中ホール
11月 『シリアにて』( 2017年|ベルギー・フランス・バノン|86分 )
20日(日)12:00 小倉コロナシネマワールド
22日(火)①14:00 ②19:00 戸畑市民会館中ホール
12月 『ハニーランド 永遠の谷』( 2019年|北マケドニア|86分 )
11日(日)12:00 小倉コロナシネマワールド
20日(火)①14:00 ②19:00 戸畑市民会館中ホール
1月 『ブータン 山の教室』( 2019年|ブータン|110分 )
22日(日)12:00 小倉コロナシネマワールド
24日(火)①14:00 ②19:00 戸畑市民会館中ホール
シリアの首都ダマスカス。
アパートの一室に身を寄せる家族とその隣人。
泥沼化する戦地の今を、ある女性の視点で描いた、
家族を守るための、終わりのない24時間の密室劇。
【 映画紹介 】
三児の母であるオームは、自らが住むアパートの一室をシェルターにして、家族と隣人ハリマの一家を市街戦の脅威から守っている。
一歩外に出ればスナイパーに狙われ、爆撃が建物を振動させ、さらに強盗が押し入ろうとする。
果たしていつまで持ちこたえられるだろうか…。
第72回カンヌ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した映画「娘は戦場で生まれた」や『アレッポ 最後の男たち』『ラッカは静かに虐殺されている』などのドキュメンターで繰り返し描かれてきた、死者数十万人、戦後最悪の人道危機ともいわれるシリア内戦の悲劇を、武器を一切持たない一般市民の女性の視点で捉えた、家族を守るための、いつ終わるとも知れぬ24時間の密室劇。
監督、脚本を務めるのは、ベルギーの社会派監督フィリップ・ヴァン・レウ。
凛とした立ち居振る舞いで、死と隣り合わせの日常におびえる家族を強く導く女主人を演じたのは、『シリアの花嫁』『ガザの美容室』の名女優ヒアム・アッバス。
『判決、ふたつの希望』のディアマンド・アブ・アブードが、隣人ハリマ役を圧倒的な存在感で演じ、カイロ国際映画祭主演女優賞を獲得。
戦争や兵器の映像を出さずとも、聴こえてくる音や、住人の心理的描写のみで、戦地に実際に立ち会っているかのような究極の臨場感とサスペンス性を獲得した本作は、第67回ベルリン国際映画祭観客賞を受賞し、世界の映画祭で18冠を獲得した。
今こそ世界に届けたい、終わりのない悲劇と、生きる希望を決して捨てない家族の姿を描いた緊迫のフィクション・ドラマ。
2017年製作/86分/G/ベルギー・フランス・レバノン合作
原題:Insyriated
配給:ブロードウェイ
監督
フィリップ・バン・レウ
脚本
フィリップ・バン・レウ
撮影
ビルジニー・スルデー
編集
グラディス・ジュジュ
音楽
ジャン=リュック・ファシャン
出演
ヒアム・アッバス
ディアマンド・アブ・アブード
ジョリエット・ナウィス
モーセン・アッバス
モスタファ・アルカール
アリッサル・カガデュ
ニナル・ハラビ
ムハマッド・ジハド・セレイク
○上映日時:11月20日(日)…12:00〜
◉会場:戸畑市民会館 中ホール(アクセス)
○上映日時:11月22日(火)…
①14:00〜 ②19:00〜