2023年3月例会『金の糸』予告編とあらすじ
2023年02月21日 公開
「新型コロナウイルス感染拡大防止対策」ご協力のお願い
・体調不良の場合は参加をお控えください。参加当日はご自宅で検温をお願いします。
(受付前に係員が非接触型体温計で検温します)
・館内では常にマスクをご着用ください。
・受付後、速やかに入場をお願いします。
・入退場時、十分な間隔を確保してください。
・入場時には、手指を消毒してください。
・入会お試し券、当日券(一般1,600円 中高大・専門学校生、障碍者手帳提示1,100円)で鑑賞いただけます。
・一般のお客様にも、上記厳守の上、受付にて氏名・連絡先の明記をお願い申し上げます。
★ これからの上映作品(2023年3月〜6月)★
3月 『金の糸』( 2019年|ジョージア・フランス|91分 )
12日(日)12:00 小倉コロナシネマワールド
14日(火)①14:00 ②19:00 戸畑市民会館中ホール
4月 『メイド・イン・バングラデシュ』
( 2019年|フランス・バングラデシュ・デンマーク・ポルトガル|95分 )
9日(日)12:00 小倉コロナシネマワールド
11日(火)①14:00 ②19:00 戸畑市民会館中ホール
5月 『高津川』( 2019年|日本|113分 )
21日(日)12:00 小倉コロナシネマワールド
23日(火)①14:00 ②19:00 戸畑市民会館中ホール
6月 『モロッコ、彼女たちの朝』( 2019年|モロッコ・フランス・ベルギー|101分 )
18日(日)12:00 小倉コロナシネマワールド
20日(火)①14:00 ②19:00 戸畑市民会館中ホール
旧市街の片隅で 私たちは語る
信じて欲しい
壊れた過去も 美しいと。
女性作家エレネとその人生に関わった人々の過去、
そしてソヴィエト連邦下の記憶。
伝説的な女性監督ラナ・ゴゴベリゼが91歳にして、
日本の“金継ぎ”に着想を得て描いた過去との和解の物語。
トビリシの旧市街の片隅。作家のエレネは生まれた時からの古い家で娘夫婦と暮らしている。
今日は彼女の79歳の誕生日だが、家族の誰もが忘れていた。娘は、姑のミランダにアルツハイマーの症状が出始めたので、この家に引っ越しさせるという。ミランダはソヴィエト時代、政府の高官だった。そこへかつての恋人アルチルから数十年ぶりに電話がかかってくる。やがて彼らの過去が明らかになり、ミランダは姿を消す……。
3人を結ぶ過去が語られ、ソヴィエト連邦下の記憶が重ねあわされていく。ジョージアの伝説的女性監督ラナ・ゴゴベリゼが、自身の過去を投影し、91歳にして発表した過去との和解の物語である。音楽は2019年に亡くなった世界的作曲家ギヤ・カンチェリ、映画監督でもあるナナ・ジョルジャゼが主役のエレネを演じている。