2013年3月例会『人生はビギナーズ』予告編とあらすじ
2013年02月13日 公開
STORY
ある日突然、父・ハル(クリストファー・プラマー)からのカミングアウト。
「私はゲイだ。これからは本当の意味で人生を楽しみたいんだ」
それは44年連れ添った母がこの世を去ってから、癌を宣告された
父・ハルからの突然の告白。元々は厳格で古いタイプの人間だった父が、
そのカミングアウトをきっかけに若々しいファッションに身を包み、
パーティやエクササイズに精を出し、若い恋人まで作って、新たな人生を謳歌した。
一方、息子・オリヴァー(ユアン・マクレガー)は38歳独身のアートディレクター。友達は仕事と犬。
元々の臆病な性格故か、父のカミングアウトにも戸惑いを隠せない。
父と母の間に愛はあったのか? ふたりのあいだに生れ育った、“僕”とは―?
そんな様々な過去に戸惑うオリヴァーとは裏腹に、父の生き方はとても潔かった。父の振りまく愛に、周囲の人は素直に心を開き、また父も素直にその愛を受け入れた。身体は癌に冒され、確実に最期の日は近づいていたが、
決して心は衰えることなく、今までのどんな時よりも前を向いて生きようとしていた。
そんな父と語り合った母のこと、恋人のこと、人生のこと―。
オリヴァーはこの語らいの中で、父もまた過去においては、 親や母との距離において多くの葛藤を抱えながら生きていたことを知り、
改めて自分自身の生き方を見つめ直していく。
2013年3月例会
■日付 3月10日(日)
■場所 ワーナー・マイカル・シネマズ戸畑
■時間 ①12:00ー ②18:30ー
■日付 3月11日(月)
■場所 小倉昭和館
■時間 19:00ー