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2014 4月例会『最終目的地』予告編とあらすじ



あきらめた愛、
忘れてしまった愛、

だけどここで 最後の愛を見つける―—



Story
南米ウルグアイの人里離れた邸宅に暮らす、自ら命を絶った作家の妻、作家の愛人と小さな娘、作家の兄とそのパートナーの男性。孤立し朽ちかけた屋敷で、漂うような暮らしを送っていた。そこへ突然、亡き作家の伝記を書きたいというアメリカの青年がやってくる。妻キャロラインは頑なに伝記の執筆を拒み、兄アダムは公認を与える代わりに、青年オマーにある提案をもちかける。やがて浮上する作家の隠れた著作の存在。いつしか、愛人アーデンとオマーは互いに心惹かれあっていくが…。
ひとりの訪問者が止まっていた運命を動かす。そして辿り着く、それぞれの自分の居場所とは…。


文芸作品の名匠ジェームズ・アイヴォリーが描く、人生の“最終目的地”

『眺めのいい部屋』、『ハワーズ・エンド』、『日の名残り』など、映画史に残る文芸作品の数々を生み出してきたジェームズ・アイヴォリー。本作では、アメリカの現代作家ピーター・キャメロンの同名小説を原作とし、南米ウルグアイを舞台に、亡き作家の妻、愛人と娘、兄とそのパートナー、作家の伝記を執筆するために訪れたひとりの青年、それぞれが抱える事情と人間模様を巧みに織りこみ、人生を見つめ直す物語を描き出しました。
脚本には『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』でアカデミー賞脚色賞を受賞したルース・プラワー・ジャブヴァーラ、撮影はスペイン映画界の至宝ハビエル・アギーレサロベ、美術は『上海の伯爵夫人』のアンドリュー・サンダース、そして音楽は『モーターサイクル・ダイアリーズ』でウルグアイ人初のアカデミー賞受賞を果たしたホルヘ・ドレクスレルが手がけ、退廃的ムード漂う世界観を創りあげました。繊細なウィット、美しい情景、そして運命的なロマンス。小説のページを繰るように味わう、最高に洗練された文芸作品である本作は、まさに、現在84歳にして現役最高峰監督の名匠ジェームズ・アイヴォリーの集大成といえます。

(2008/米/117分)

監督 ジェームズ・アイヴォリー
出演 アンソニー・ホプキンス ローラ・リニー シャルロット・ゲンズブール
   真田広之 オマー・メトワリー


2014年4月例会
■日付 4月13日(日)
■場所 小倉コロナシネマワールド
■時間 ①12:00ー14:00 ②18:30ー20:30

■日付 4月14日(月)
■場所 小倉昭和館
■時間 19:00ー21:00



北九州映画サークル協議会
Posted by北九州映画サークル協議会

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