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2018年3月例会『真白の恋』予告編とあらすじ




恋をした真白は “普通”の女の子でした。


【STORY】
渋谷真白は、生まれてからこれまで、家族と共に富山で暮らしている。
見た目にはそれとわからないが、真白には、ごく軽度の知的障がいがある。
日常生活に支障はなく、現在は父の営む自転車店の店番をしたり、
飼い犬の世話をしたりと、元気に暮らしている。
ある日、兄の結婚式で神社を訪れた真白は、
東京からやって来たフリーカメラマン、油井景一に出会う。

真白の、生まれて初めての恋。
応援する人、心配する家族。
その中で真白は何を感じ、どう成長していくのか…。

自然豊かな富山に暮らす、ひとつの家族の、「優しさ」と「葛藤」を描く。
この映画が、あなたの心に響くことを願って。




“日本のベニス”と呼ばれるほど美しい景観を誇る、富山県射水市。この港町を舞台に、軽度の知的障がいのある主人公・真白(ましろ)の初恋を描いた『真白の恋』は、富山県富山市出身の坂本欣弘監督をはじめ、富山に縁のあるキャストも参加。小説や漫画が原作となる日本映画が多い中、オリジナル脚本であることにこだわった本作は、様々な問題に直面しながらも前向きに人生を歩んでゆく人々の姿を描きつつ、富山の魅力も伝える珠玉の感動作となっています。

オール富山ロケが最大の魅力となっているこの映画を監督したのは、自身も富山出身という坂本欣弘。『きみはいい子』(15)の呉美保監督や『おしん』(13)の富樫森監督の元で助監督を務めてきた彼にとって、これが本格的な映画監督デビュー作。

原作・脚本を担当したのは、日本を代表する映像作家・岩井俊二の元でキャリアをスタートさせ、貫地谷しほり主演の「女くどき飯」(現在 TBS系にて放送中)や、「たべるダケ」などの連続ドラマで、女性の心理を巧みに描いてきた北川亜矢子。知的障害者の実弟を持つ、自身の経験を反映させ、ステレオタイプに描かれがちな知的障がい者の日常に、これまでにない視点を加えることでリアリティを与えています。また、映画音楽を担当するのは、近年様々な人気ドラマの音楽を担当し、スタジオジブリの短編映画音楽も担当する、気鋭の女性音楽家・未知瑠。
そしてアートディレクターには、フジテレビ・木村拓哉主演「HERO」、明石家さんま主演「空から降る一億の星」などの宣伝美術を担当する吉澤正美を起用。坂本監督の意思に賛同した著名なクリエイターたちが、この映画のもとに集結しました。

富山の人々の協力によって、地元ロケや多くの場面でのエキストラなどが実現した本作は、人と人との関係が希薄になった現代社会における人間関係のあり方を、今いちど考えるきっかけになる映画になっています。そして日本全国に富山の良さも発信されてゆくのが魅力のひとつです。



監督:坂本欣弘
原作・脚本:北川亜矢子

キャスト:佐藤みゆき 岩井堂聖子 福地祐介 長谷川初範 山口詩史

2018年3月例会
■日付 3月18日(日)
■場所 イオンシネマ戸畑
■時間 ①12:00ー13:40  ②18:30―20:10

■日付 3月19日(月)
■場所 小倉昭和館
■時間 19:00ー20:40

★イオンシネマ戸畑、小倉昭和館の2会場での上映です。日時のお間違えのないよう、しっかりご確認のうえ、お出かけください。よろしくお願いします。
北九州映画サークル協議会
Posted by北九州映画サークル協議会

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